2020/09/18 00:36


〜カルチャーと音楽〜

世界には多種多様な文化があります。その背景には奥深い歴史や人々の感情が絡んでいて、「カルチャーの発展には必要不可欠」と言っても過言ではないほど”音楽”が関係してきます。


今回は前回のブログで紹介した「チカーノカルチャー」の音楽についてご紹介します。


〜チカーノミュージック〜

以前のブログで紹介したローライダーカルチャーはチカーノと呼ばれる人達によって誕生したカルチャーです。チカーノミュージックは、メキシコ系アメリカ人でも、特徴を持っていたりコミュニティに参加しないとチカーノのミュージシャンとしては認められませんでした。

「Mr.Capone-E」


チカーノの歴史にはギャングが大きく関わってくるのですが、その中でも「Mr.Capone-E」という人物の存在がとても大きいです。彼はラッパーなのですが、ギャングとして90年代後半に精力的に西海岸をチカーノで制圧した人物でもあります。彼はDr.DreやEazy-Eに強い影響を受けてゴリゴリのラップからメロウ系のラップなど幅広いジャンルで活躍しました。

「Rage against the machine」


彼らはチカーノカルチャーが生んだハードロックのバンドです。メッセージ性の強い歌詞に注目が集まりました。代表的な曲は「killing in the name」で和訳すると「大義は名の下に消えていく」です。人種や宗教による差別に対する彼らの感情が込められた楽曲となっています。

〜まとめ〜

チカーノでローライダーカルチャーが誕生したという点から音楽を調べていく中で、「激しい」又は「メッセージ性の強い」楽曲が多いという印象を受けます。チカーノミュージックではサンプリングも多かった為、「人に音楽を通じて自分の感情を伝える」という音楽本来の良さが表現されているカルチャーなのではないかと感じます。是非、チカーノミュージックを聴いてみてください。


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